退職日は出社するな

さて、退職にまつわる話。

4月末付で8年勤めた会社を辞めましたが、年度の初めというのはどこも忙しいものです。最終日の4月30日も、私は21時半まで残業している有り様でした。

今まで退職者を見てきた傾向として、たいていの場合、会社を辞める際は有休を消化したりして退職日は出社しないものです。私の場合は一年以上前から退職は決まっていたので、ちょこちょこ消化していたのですが、それとは別の理由で退職日まで出社すると困ったことがありましたので、辞める際は何日か有休を消化することをオススメします。

サラリーマンを辞めて無職になると、いくつか手続きすることがあります。
・失業保険の受給申請
国民年金への加入
・健康保険の継続 or 切替

これらの手続きには、必要な書類などがあります。
失業保険なら離職票の提出、健康保険は場合によって分かれますが、任意継続なら二週間以内に継続の申請、国民健康保険に加入するなら脱退証明が必要です。

ところで私の勤めていた会社ではオフィスに入るのに社員証、入館証などが必要でした。
そして、最終出社日の業務終了後に上司経由で人事会社へ社員証や保険証などを返却、その後で退職に関わる手続きが開始されることになります。

結果として、実際に手続きが始まったのはだいぶ遅れ、ゴールデンウィークだったこともありますが、離職票が届くまでは10日ほどかかりました。
また、健康保険の脱退も同じくらいかかりましたので、任意継続は手続き自体が難しい状態でした。(結局、任意継続はしなかったのですが、健康保険の話はまた別の機会で)

健康保険は脱退すると、継続加入するか別の保険に加入するかしないと、保険証が無いため病院や歯医者などの医療費が高額になってしまいます。

失業保険も、離職票を職安に提出した日が基準になるので、遅くなればなるほど給付も遅くなることになります。

辞める時点で次の就職先が決まっていれば事務方のほうで色々と勝手に手続きしてくれると思いますが、プー太郎の場合は自分で手続きしないといけませんので、早めに手続きが進まないとけっこう困りました。

というわけで、辞める時は最後まで出社しないほうが良いという教訓でした。
無職経験も良い勉強になりました。