テキストオンリーのメモにスマホやPDAを使うべきではない6つの理由

「オンライン」「クラウド」「スマートフォン」そんな言葉に釣られてEvernoteのようなWebサービスを使い始める人は多いと思います。
しかしながら、いくら便利でも欠点はたくさんあります。ぶっちゃけ「紙とペン」に勝るメモツールはありません。その理由とは―

1.立ち上げる時間がかかる
メモを書けるようになるまでに、コンピュータをスタンバイ状態からアクティブにし、その後でメモ用のアプリケーションを起動しなければなりません。
手書きであれば紙とペンを取り出し、ペンをノックするかキャップを取り外すだけです。

2.同期が面倒くさい
ネットワーク、もしくはケーブルが無ければ同期が取れません。手書きのメモなら、それを見て打ち込むだけです。
(書き打つのが面倒な―原稿用紙の枚数換算をするような―長文は、メモとは呼びません)

3.タイトルを付けなければならない
一覧に「無題1」「無題2」「無題3」と並んでいては、何のことだかさっぱりわからず、いちいちオープン・クローズして中身を確認しなければなりません。
その点、手書きのメモ帳であればパラパラとめくるだけで全てのメモの内容がだいたいわかるでしょう。

4.バッテリーが切れたらメモできない
日本で独自に進化した携帯電話とは違い、スマートフォンはバッテリーの残量がすぐに無くなります。
充電手段が無い状態でバッテリーが切れたら、ただの高価な文鎮です。

5.代替手段のコストが高い
自分の持っている端末で使える充電器は、どこにでも売っているわけではありません。また、乾電池式充電器は値段も高く、充電して使えるようになるまでに時間もかかります。
紙とペンは大抵どこでも手に入ります。

6.変換に手間がかかる
日本人や中国人は漢字を使います。
例えば「あ」という一文字(アルファベットで言えば「a」に相当するでしょうか)をとっても、「亜」「阿」「安」などがあり、これら全てが全く違う意味を持ち、大抵の日本人は意味の違いを理解し使い分けています。
それ以前に「平仮名」「片仮名」「漢字」「英数字」といった文字種を使い分けていますので、文字の入力には必ず変換が伴います。
手書きであれば、最初から目的の文字を書くことができます。

とまあ適当にライフハックブログみたいな感じで書いてみましたが、要は所詮「ただの道具」なんだから振り回されないようにしたいですねと。自戒も込めて。