WebアプリケーションのGUIテストツール「Selenium」とは

いま注目してるというか、注目せざるを得ない(仕事で使ってる)オープンソースプロジェクト「Selenium」の概要。

【目的】
Webアプリケーションのユーザ操作をテストシナリオとして記録し、自動実行する。
→機能追加した時とか、共通機能に修正が入った場合に便利。いわゆる回帰テスト

【特徴】
ブラウザの表示内容(というかHTTPレスポンスの内容)を使って確認項目を設定できる。
(例:TITLEタグの中身が"Google"であること)

色々なクライアントでのテストを実行できる。
Internet ExplorerFireFoxGoogle Chromeなど。iPhoneAndroid(の標準ブラウザ?)などの対応状況は未確認だけど、いずれは使えるようにするっぽい。

【主な使い方】
1.Firefoxプラグイン動作(Selenium IDE)
Excelのマクロ記録みたいな感じで、操作を記録できる。

2.ライブラリとして
JavaとかC#とかRubyとか? で使えるみたい。
→自分はJavaしか使えないけど、JUnitのテストに組み込める。

3.合わせ技
Selenium IDEで作ったテストシナリオをJUnit4向けのソースとして出力したりできる。
(ただしまだ機能の完成度はイマイチ。けっこう手直しが必要)

【最近の動向】
最新バージョンは2.11.0で、更新頻度が高い。9月に使い始めた時は2.7.0だった気がする。

【詳しくは】
公式ページ
Google code のほう

Google code のほうが情報が早いしわかりやすい。バグもどんどん修正されている模様。

その他、最近の紹介記事

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